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ベスト１０

2020 年の一押し書籍厳選１０冊を一気にご紹介！（準備中）

01

深澤真紀『輝かない、がんばらない、話を聞かない、働くオンナの処世術』

「（草食男子は）評判の悪い部分があるが、私自身は、この難しい時代を「よりよく」より「ほどよく」生きていこうとする、古くて新しい男らしさを持った存在が草食男子だと思っており、面白くてすてきな存在として名前をつけた」← 深澤は、「草食男子」を肯定的な言葉として創作したが、それを否定的な言葉として使う人もいる。例；「草食男子はクルマ、グルメ、ファッションに興味がないから、日本の経済がダメになる」など。

02

三瓶恵子『男も女も生きやすい国スウェーデン』

スウェーデンは、女性の議員や大臣も多く、父親の育休取得も当たり前の国、。男女平等政策の推進は、ここ３０年で大きく進み、今も更新中。保育園や学校、企業や社会での取り組みをくわしく報告する。１０代や子育て世代へのインタビューからもその成果が見えてくる。
※スウェーデンでは、クオータ制（政治システムにおける割り当て制度）が採用されていおり、女性議員が一定数以上いなければ「ならない」。OECD加盟国では26か国の政党が採用している。

03

トルストイ（訳：金子幸彦）『人は何で生きるか』

「人は何で生きるか」は、トルストイがロシアに古く伝わる民話や伝説を材に取った改作群の中で、最も有名な作品の一つ。「一部の人だけではなく、全ての人に理解される為に簡素な表現で分かり易く書かねばならない」という考えの下で、1年間に渡って何度も推敲を重ねた作品（1882年完成、54歳）。後期トルストイの作品は宗教色が強いといわれるが、この作品も宗教色が強い。（参考URL、wikipedia『人は何で生きるか』）